このところ、電話やメールで新聞記者達から立て続けに問い合わせ。
私のコメントを記事にしよう、というのではない。
自分がよく分からない事を尋ねてくる。
ただそれだけ。
勿論、ギャラは発生しない。
私のコメントが読者に届く訳でもない。
私の限られた時間を潰して、
たった1人の不勉強な記者の「お勉強」になるだけ。
本人は事前に私のブログすら読んでいなかったり。
馬鹿馬鹿しい。
よほどヒマ人と思われているのか。
それとも、これまで親切にし過ぎか。
こんな事が続くようなら、今後は対応を考え直さねば。
でもそんな中で、ある記者に、
私が先日ブログで取り上げた毎日新聞の記事の話を、
こちらから振った時の反応が、興味深かった。
「変な記事でした。
そのまま真に受けけられません。
大体、秋篠宮さまは内廷外皇族でしょう。
ご譲位の後も。
だから、秋篠宮さまには内廷費は支払われない。
支払われるのは、ご存じのように、別枠の皇族費です。
なのに、大嘗祭に公費を使うのは避けるべきだなんて、
自分が全く関知しない内廷費から出せ、
と言っているに等しい話です。
内廷外皇族が口出しするのは、筋違いも甚だしい。
そんな事を秋篠宮さまがおっしゃるなんて、
とても考えられません。
あの記事は何だったんでしょうかねぇ」と。
面白い批判だ。
確かにまるで筋違い。
世間一般の話でも、
他人の財布から出させろなんて、
普通の社会人なら言うはずがない。
その点からも、あの記事の信憑性は否定される。
社会部の記者らしい「世俗的」な視点だ。
そこは私も見落としていた。
なお別件ながら、いよいよ皇居勤労奉仕が近づいた。
学生時代に4回、奉仕をさせて戴いて以来。
約40年ぶりだ。
少し緊張して来た。